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2023.02.18
アクティプロショップ
長い間整備工場を続けているからでしょうか、古めの車の修理依頼が多く舞い込んできます。
ホンダアクティストリート、平成8年 V-HH4 25年選手です、同業者からの修理依頼です。
最初は暖気時に、過濃混合気になりエンジン不調になるとの相談を受け、キャブ車のアクティによく有るエアベントソレノイドの点検をして頂き、不具合が有ったので交換して頂きました。
その後一度納車されたのですが、今度は暖気後に吹き上がらなくなったり、始動困難になったりするとの事でお手上げ状態でやってきました。
古い車アルアルのキャブレータ―仕様の為、診断機も繋げずプラグの焼け具合と排気ガステスターの数値を頼りに診断します。
不調時には排気ガス数値が安定しない為、色々調整を試みましたが駄目だった為キャブレータの不具合と判断、素性の分かった中古の物を探し出して交換、何度も試運転を行い修理完了としました。
補修部品もどんどん無くなっている昨今、中古部品が有った事に感謝です。
オーナーさんも長く乗り続けておられ愛着が有る様で、治ったことにとても喜んでおられたようです。